今回のミシン修理は、岐阜県より宅配ミシン修理にて、ご依頼を
いただきました、brother刺繍コンピューターミシンのN80(EMS09)です♪

◎事前にお伺いしている症状は、、、

・針が上下する時にカリッカリッと引っ掛かりを感じる

・下糸を巻きに失敗して、棒に糸が絡んだまま取れない

・以前に比べ動作音もうるさくなったので、全体のメンテナンスをご希望

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◎ミシン到着時の画像です♪

週の半分くらいミシンを使用するご依頼者様ですので、使用感はございますが、
綺麗にお使いと思います♪v( ̄∇ ̄)v

※修理実施前に必ず試し縫いをするのですが、プーリー(はずみ車)を回すと
一回転する内の何箇所かで抵抗を感じ、このまま縫うのは危険と判断し以下の
メンテナンスに進むことにしました→(ギア割れに近い抵抗感)

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◎カバーを外したミシンの分解画像です。

もの凄い使用感です(笑)ご使用年数10年以上・週の半分くらいお使いですので
当然です♪

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↑糸巻き軸への糸絡みです。

最近のブラザーミシンはほとんどボビンを置く皿部分に切れ込みがあり、そこに
糸を引っ掛けてボビンを巻く仕様ですが、これは使い方を間違えると軸へ糸が絡みやすいです。

オススメはボビンの上側に糸が来るようにセットして数回転は糸を持ちながら
糸巻きを行い、飛び出た糸を切った後、ボビンに糸を巻くことです。

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↑釜付近のアップ画像です。

この段階で目視出来る範囲のほこり詰まり・糸絡み以外に、外釜の下に入り込んだもの、
自動糸切り側の駆動部などにギッシリです。

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↑モーター部分への糸絡み

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↑釜下からみたものです。

ご依頼者様が心配されていた、ミシン内部の劣化は錆びも含めございません♪(*・ω・)ノ

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↑自動糸切り部分の分解画像です。

◎今回ミシン修理をご依頼いただきました主要な目的は、「縫う時の引っ掛かり」です。
詳しくはご依頼者様へ説明させていただきますが、今回の場合、部品交換は必要なく
改善することが出来ました♪

ミシン全体のメンテナンスも完了し、ミシン修理を完了した現在は綺麗に縫い上げております。

Point:
プーリー(はずみ車)を回して以前と比べて明らかに抵抗がある(感覚としては何に乗り上げた感じ)
場合は、そのままご使用はせず、まずはご相談下さい。
→使用するとミシン内部の部品が破損する可能性・基板への損傷など、大きな故障に
繋がる場合があります。

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