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◎本日最初のミシン修理ブログは、大阪府より宅配ミシン修理をご依頼いただきました
ブラザーコンピューターミシンのミモレL（ZZ3-B897）です♪

事前にお伺いしている症状は、刺繍中に安全装置が働き動かなくなった(´；ω；`)
ミシンのタッチパネル液晶に黒い線が入ってしまったとのことです。



◎↑は到着時の全体画像です。なかなかの使用感です。（ご使用年数は10年以上とのこと。大切に
ミシンを使ってこられました♪）

この段階でプーリー（はずみ車）を回してみると、2cmくらいしか回りません。それでは早速分解整備に
入ります。



◎右上の画像は釜・自動糸切り機構周辺の画像です。埃詰まり＆糸絡みがもの凄いです。
これを拝見した段階では安全装置が働いたのは、上記と焼き付きが原因だと思っておりました。が、、、

ミシン全体を綺麗に清掃し、埃詰まり、糸絡みを取り除き、通常の作業である注油・グリスアップなどを
行っても全く改善しません（汗）

原因を探ってまいります♪

左下の画像は、針棒です。今回の直接的な原因は針棒の歪みです。あまり起こらない症状です。
また、ジグザグ（針棒が横に振れる）の駆動部分もガチガチで完全に焼き付いております。

他には、このミシンは針棒をフリーにする・フリーを戻すために針棒にバネが装着されているタイプ
なのですが、そのバネも破損しておりましたので、バネではない機構に改良し完治♪

内釜の傷は研磨では修復が困難なほどの深い傷がありましたので、要交換です。

焼き付きが、半端なく解消するのに時間を要しましたが、丁寧に作業をさせていただき、現在は快調に
縫えておりますv(￣∇￣)v

次に液晶の件をご案内します。（タッチパネルの反応は正常です♪）



◎左側が到着時、右側が修理完了後です。
ブラザーミシンのこちらのシリーズですと、Mimollet-L・SAMANASA-L・Lapisに起こる症状です。
劣化消耗によるものですので、必ず起こります。

ミシン修理後は新品時と同じ明るさor最新の部品を使っているので長寿命ですし明るさも新品時よりも
明るいと思いますv(￣∇￣)v

以上、ミシン修理のご報告ブログです。

ブラザーミシン修理は格安ミシン修理専門店へ、ぜひご相談下さい♪

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